ファッション通販サイトZOZOTOWNでは洋服の販売だけでなく、着なくなった古着やブランド洋服を買い取りしてくれる「ブランド古着買取サービス」があります。
twitterで「思ったよりも高く売れた」というツイートを見かけたことがあり、自分の服がどれくらいの値段で売れるのか気になっていました。少しデザインが古く感じる服や購入したけれど何となく着る機会がなかった服などを売ってみて、買取価格を調べてみることに。
今回は、実際の買取価格や売ってみた感想などをレポートします!
ZOZOTOWNブランド古着買取では、売るための洋服を詰める入れ物が3種類あります。大きさ違いのダンボール2種類と、チャックで閉めるリユースバッグです。
今回は2回に分けて買取サービスを利用したのですが、1回目は「リユースバッグ」を取り寄せることにしました。リユースバッグは郵便ポストに入れてくれるので受け取り時の心配がなく、到着までが早いことが特徴です。私の場合は、金曜日に申し込んで土曜日にポストに入っていました(早すぎてちょっとビックリ)。
2回目の利用時は、ダンボール(大)を3個取り寄せました。もらったダンボールは必ず使用する必要はなく、余ったダンボールは処分してもOKとのこと。
どれくらい洋服が入るか分からない時は、多めの個数を取り寄せるのもおすすめです。ダンボールの場合は、指定した日時で宅配業者さんからダンボールを受け取る必要があります。
リユースバッグは薄型のボックスに入っており、ポストで受け取ることができます。ゴミも少なく、すぐに洋服づめを始めることができました。
リユースバッグはチャック式なのでガムテープが無くても大丈夫です。バッグのマチ部分も広いので、思ったよりも多くの洋服を入れることができました。
コートやスカート、カーディガン、パンツなどここ数年着なくなった古着を売ってみることに。厚手のコートが2着あったので入るか心配でしたが、全部で13点の洋服をリユースバッグに入れることができました。
パンパンになったリユースバッグ。場所も取らないので集荷待ちの間も邪魔になりませんでした。
まだまだ売りたい洋服があったので、ダンボール(大)を3個取り寄せすることに。約A4サイズの雑誌を載せてみましたが、洋服がたくさん入りそうなサイズです。リユースバッグがダンボール(小)と同じくらいの容量なので、コートやたくさんの洋服を入れる場合はダンボール(大)がおすすめです。
コートやジャケット、パーティードレスなどをたくさん入れました。深さがあるのでコートを入れても空きスペースがあり、余裕を持って服を入れることができます。服にシワがつきにくいのもメリットです。
せっかくの機会なので、家族の着なくなった洋服も売ることに。メンズの厚手コートやニットカーディガン、ニット帽などのファッション小物を入れました。
洋服を売るとクローゼットがスッキリとするのも嬉しい点です。着なくなった服を中心にダンボールに箱詰めしたので、よく着ている服が取り出しやすくなりました。衣替えやクローゼット整理をする時に買取サービスを利用するのも良さそうです。(上の写真は家族のクローゼット)
ZOZOブランド買取サービスのウェブサイトから、集荷依頼をすることができます。日時と個数を指定するだけでOKです。送り先等が記載された着払い伝票は、ヤマト運輸さんが持ってきてくれます。集荷時に伝票の控えをもらったのですが、1個につき送料が864円かかっているようでした。送料も全て負担してもらえるので、利用する側としての負担はとても少ないと思います。
洋服を送った後は、買取査定の結果を待つだけです。荷物が到着したことやおおよその査定完了日も分かります。買取サービスの申し込みが多い状況のようで「査定結果までは10日前後かかる予定です」と記載されていましたが、今回は8日後に査定完了のメールが届きました。
買取査定が終わるとメールで買取価格の連絡がきました。ウェブサイトで買取査定の詳細を見ることができ、どのアイテムがいくらで売れるか確認することができます。
1回目が「2650円」、2回目が「1万700円」で合計「1万3,350円」となりました!
合計で39点の洋服を送っているので金額だけ見ると安く感じますが、あまり需要がないブランドの服も多かったので価格には納得しました。
送った洋服が1点ずつブランド名とアイテム名がリストアップされており、アイテムごとに買取価格が掲載されています。思ったよりも高値がついた服やこれがこの値段か…と思うものなど、自分が持っていた服の市場での価値が見えて面白かったです。
今回買取してもらった服を、新たに買ってくれる人がいます。そのため現時点で人気が高いファッションブランドの洋服は売れる可能性が高く、買取価格も高くなります。
新品の洋服を販売している「ZOZOTOWN」やブランド古着を販売している「ZOZOUSED」で人気ランキングに入っているブランド服は、現時点で需要が高いブランドだと思います。
今回、買取査定を出した中でも比較的高い値段がついたブランドが「nano・universe」や「green label relaxing」、「バーバリー ブラックレーベル」でした。
バーバリー ブラックレーベルのメンズコート(約5万円程)は購入から7年程経っていました。少しデザインを古く感じるようになったので売ることにしましたが、今回「4,000円」という査定結果でした。
また、ユナイテッドアローズのレディースジャケット(約3万円程)は購入から10年程経っており、買取価格が800円でした。かなり前に購入した服だったので価格がつくか心配でしたが、今も需要があるブランドだとある程度の買取価格はつくようです。
ZOZOUSEDでの通販も利用してみた。こちらではブランド古着を購入した感想をレポートしています。
ZOZOTOWNの買取サービスは「ブランド服」の買取なので、デザインが良くても需要が低いブランドの服は、10円での買取価格になることが多いです。
「もう着ないけれど、この服を10円で買取されるのは嫌だな…」と思う服は、買取査定に出さないほうが良いかもしれません。「10円買取のお品物」となった場合は、一括売却か一括返却となるので、この服だけを返して欲しいということができません。
一方、しっかりと買取価格がついた服に関しては、1点ずつ「売却」か「返却」かを選択することができます。
ユニクロやGAP、ZARA、H&M、WEGOなどファストファッションや価格帯が低めの洋服が多い場合は、ZOZOUSEDよりも「フクウロの宅配買取サービス」の利用がおすすめです。ユニクロやGUも買取対象となっており、他の買取サービスよりも買取対象ブランド数が多いのが嬉しいポイント。
フクウロの買取査定にシャツやパンツ、ワンピースなど15点を出したところ、全部で7,000円の買取価格になりました!
今回、高い買取価格がついた洋服の多くがコートやジャケットなどのアウターでした。
アウターは元の価格が高い場合が多いですが、パンツやトップスよりもサイズ感が合いやすく古着でも購入しやすいアイテムです。その反面、パンツやスカートなど合うサイズを探すのが難しいボトムスは、やや買取価格が低いように感じました。
また、マフラーやストール、ニット帽などのファッション小物はサイズに関係なく着用できるので、比較的良い値段に買い取ってもらうことができました。
今回、買取サービスを利用してみて良かったと感じたのは、1点ずつ洋服をしっかりと確認してもらい、アイテムごとの価格が明示された点でした。
リサイクルショップに出した場合などは、全ての商品で●●●円となることが多く、気に入っていた服がいくらで買い取ってもらえるのか分かりにくことも。
需要がある(市場価値がある)服は、多少古くても高い価格で買い取ってもらうことができました。
集荷の手配などはネットで簡単にでき伝票などを書く必要がないので、フリマアプリなどを利用した時よりも服を送る際の負担がとても少なく済みました。
仕事で自宅にいる時間が少ない場合でも、利用しやすいサービスです。
着なくなった古着を買取に出すことで、クローゼットをキレイに整頓することができました。季節の変わり目やクローゼットを整えたい場合にもおすすめ。「これはどうしよう?」、「好きなデザインだけど、もう着ないかな」と考えながら洋服をダンボールやバッグに詰める作業は、とても楽しかったです。
人気のファッションブランドの洋服やバッグにしっかりと値段をつけて欲しい場合は、個人的にはブランディアがおすすめです。ブランディア宅配買取は、査定&入金が早いのも嬉しいポイントでした。
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